2025年01月16日 中田
▌2024年11月の居住支援の実績
こんにちは、リノベーターの中田です。
このブログを書いているのは、2025年。もう年が明けてしまいました。
今年も、少しでも多くの方がこころ休まるすまいを得られるよう、まい進します!
当社は、「すべての人に、こころ休まるすまいを」得られる社会の実現を目指しています。
空き家や築古物件を活用することで、単身高齢者や生活保護世帯などの住宅確保困難者の手の届く住まいを提供しています。
▌居住支援の実績(2024年11月)
11月は、9世帯の方々に住まいを提供することができました。これまでに当社が住まい提供を支援した世帯数は累計で、435世帯に達しました。
・事故や病気により、住まいを失った方
突然の事故や病気により、就労することができず、家賃が払えなくなり、住まいを失ってしまった方からの相談を相次いでいただきました。
年代は20代から40代まで様々です。事故で半身不随になった方。大病で仕事をやめざるを得なかった方。親族の家に身を寄せたり、病院に入院するなど一時的な住まいに住まれており、生活保護などの福祉サービスを安定的に受けるためにもご自身の住まいの確保が必要でした。
突然の事故や病気は誰にでも起こる可能性があります。
実は、このような不測の事態を支えてくれる、生活保護など多くの公的なサービスが存在しています。
- 住宅確保給付金:離職により住まいを失うおそれがある方に、家賃相当を支給する制度
- 生活福祉資金貸付制度:生活に困った方への緊急的な貸付 など
もし困ったことがあれば、ぜひお住まいの自治体の窓口(市役所や社会福祉協議会など)にご相談してみてください!
今回の方は、ちょうどご希望のエリアに自社物件が空いていましたので、初期費用本人負担なしでご入居いただきました。
その後の生活保護の申請に同行するなどのサポートも行っています。
築年数は古いですが、広くお部屋が使えることもあり、訪問介護やヘルパーさんとも距離が取れることから過ごしやすくなったと聞いています。
ご自身の住まいを得ることで、生活保護などの福祉のサポートを受けながら、病気の治療に専念したり、じっくりと腰を据えて職探しをすることもできます。
入居世帯の方々が住まいを起点に、より前向きに人生を送れるようになることを願っています。
・仲介物件をご紹介することも増えました
当社は、自社保有物件を中心に居住支援を行っています。
ただ、相談者によっては、子供の校区を変えたくないなど、立地や間取りに譲れない条件がある方もいらっしゃいます。
当社は宅建業者としての免許も取得していますので、そういった方には他の不動産業者のように一般の物件をご紹介することもできます。
当社に相談に来られた方は、「不動産屋さんに相談に行ったが、冷たい対応をされた」、
「あなたが来るところではないですよと言われた」、「物件の資料だけ渡されて相手にしてもらえなかった」などおっしゃる方も多いです。
こうしたご相談に対して、ご希望の条件にあった物件をご紹介するほか、入居審査が通るまで粘り強く対応しています
(今のところ、4件目の申し込みで審査通過した方もいます)。
その結果、多くのご相談者さまがご自身の希望にあった住まいを見つけることができています。
・入居者への食料支援も引き続き行っています
当社は先月より、フードバンク「セカンドハーベスト京都」様と連携することで、入居者への食料支援を行っています。
11月は2回目として、30世帯分の食料を寄付いただき、希望する入居者へお配りすることができました。
お菓子やレトルト食品、缶詰など、多くの食品をいただきました。
こちらの食品は、企業や個人からの寄付で成り立っているとのこと、深く感謝しています。
<いただいた食品と支援の様子>
当社の自社保有物件にお住まいの入居の方は、ご希望に応じて食料支援が受けられます。
生活のやりくりに苦労されている方でも、お気軽にご相談ください!
▌お住まいを探されている方へ
当社保有の物件であれば、保証人なし、初期費用なし、日割家賃のみで住まいを提供しています。入居相談者よりよくある質問をこちら(こちらをクリック)にまとめています。どのようなサービスが受けられるのか、自分の状態で家を借りられるのか、相談する前に確認したいという方はぜひご確認ください。
また、当社事業に共感いただいた、京都市や宇治市などの多くのオーナー様より、物件を提供いただいています。当社が入居審査しますので、その方の属性のみで判断することはありません。
こちらのサイト(こちらをクリック)より、空き物件をご確認ください。日々更新しています。
どなたもお気軽にご相談ください!