京都郊外古民家再生プロジェクト②

現在Rennovaterさんでインターン生として関わらせていただいています、

京都工芸繊維大学 修士2年の若杉と申します。

現在、研究室とRennovaterさんとの共同研究プロジェクトとして、空き家の活用とリノベーションに関わらせていただいています。

前回のプロジェクト記録からずいぶん日が空いてしまいましたが

一冬の作業内容を少しご紹介させて頂ければと思います。

 

改修計画

前回の訪問を元に図面の作成から取り掛かりました。

離れはRennovaterさんの物件として活用し、

母屋はRennovaterさんが多目的に使える拠点とする方向性で計画します。

まだ具体的ではありませんが、会社の研修だけでなく、物件を探している方や、今日寝る場所がないようなお客様が一時的に滞在する場所としての利用も検討されています。

 

自分たちで出来る改修を検討する中、松本さんから入居者さんが決まりそうだという連絡が…!

そのままの古民家を気に入って下さったという入居者さん。

中庭も活用したいということで、なんてぴったりな方が見つけてくれたのかと感動しました。

実は、荒れ放題だった中庭の継続的な手入れをどうするのか?は学生の間でも論点の一つだったのです。

私たち学生も直接お話しさせていただき、なるべく今の風合いを残す方向で、改修箇所を検討しました。

 

具体的な改修箇所は大きく以下の3点

・和室内の壁の左官

・キッチン部屋の壁のペンキ塗り

・建具の手入れ

今回は畳の張り替え、熱電気等の設備はRennovaterさんにお任せします。

年度内を目処に、まずは春に入居が確定している離れの改修から行うことになりました。

次回からいよいよ古民家での作業が始まります!