栄冠は我に輝く

僕は自他共に認める高校野球好きです。地方大会の序盤戦から見ることもあります。(この話をし出すと話が終わらないので割愛します)

 

高校野球の7回制(猛暑対策、選手の故障予防から現状の9回から7回に試合を短縮する制度変更)に関して大阪桐蔭の西谷監督が反対している記事を見ました。あまり議論を追ってないのですが、ここまで強い反対意見は見たことがなかったです。

 

記事によると、

 

「絶対に反対です。7回にする意味が分からない。もちろん暑さ対策などは必要だが、イニング数をいじることは間違っている。早く気付いてほしいと思っています。ここまで大事なことを簡単に変えていいものではない。失礼な言い方だが、誰に変える権利もない」

 

「これだけ反対意見があるのに、変える意味が分からない。僕は社会人の授業で憲法の話をすることがあるが、他のことは国会議員が過半数で決められるけど、憲法は国会議員の3分2以上の賛成があって、それから国民投票もある。それぐらい簡単に変えられるものではない。(イニング数は)野球の憲法と一緒で、そこだけで決めてはいけない。現場の意見も聞いたりしないといけないと思う。僕一人が言ってもどうにもならないが、最後まで反対したい」

 

と西谷監督は語っているとのこと。

 

7回制の議論の前からですが、高校野球は9回で勝負を決めるというのが絶妙だと思ってました。実力をベースにしつつも試合の流れを掴む力や運の要素がある中で、本来の実力とそれ以外の要素が拮抗するのが9回という絶妙な長さなんですね。実力的に劣勢のチームでも、ゲームに2、3度訪れる流れを味方に付ければ、強豪校にも勝てる可能性のある長さが9回なんじゃないかと。

 

戦力的に劣勢のチームが少ない機会をものにすれば強豪校相手にも終盤で手に汗握る展開になるのは、9回かつ2時間という長さだからだと思います。これが12回とかになると、勝敗は恐らく本来の実力に収束していくので、番狂わせが起きにくくなる思います。逆に9回より短いイニングでの勝負となれば本来の実力以外の要素が大きくなり、試合の流れが交互に訪れずにワンサイドの試合展開になると思います。恐らく、序盤に3点を先に取ったチームが勝つ確率が高くなり、試合展開含めて全く違うスポーツになるような気もしています。今回の西谷監督の見解の様にイニング数が減少することで、選手層も厚く高い戦力のチームは不利に働く可能性が高いこともあり、反対されてるのかもしれません。

 

ビジネスに話しを戻しますと、僕はビジネスも野球やサッカーと同じ勝負事と捉えています。大負けしてしまうと事業継続が難しくなるので、目の前の勝負に如何にして勝ち続ける(負けない)かが重要で、これは社会的な事業においても同じです。

 

ただ、ビジネスがスポ-ツと違うのはビジネスは区切りのないエンドレスゲームということです。9回や90分で試合が終了することはなく、死ぬまで、会社を畳むまで永遠にゲームは続いてしまいます。スポーツは区切りがあるからそ、勝利の喜びや敗北の悔しさ、心を動かすドラマがあります。ビジネスは区切りやゴールがなく永久に戦いは続くことになります。また、スポーツと違ってビジネスは1点差で勝てば良いという訳ではなく、永く続く戦いに備えて1点でも多く得点する必要があるのです。

 

リノベーターの場合は140キロを投げるエースもスラッガーもいなければ、退職したメンバーを足さないと9人に届きません。私も監督、キャプテン、選手、マネージャーと多くの役割をこなさないといけません。弱小チームなので強豪校相手には手も足もでません。四球を選んで、送りバントと盗塁、スクイズで得点するしかありません。失点を抑えて、守りの流れから掴んだ少ないチャンスで得点を積み上げていくことしかできません。それでも、最近になって地味で堅実な野球でも勝てることが分かってきました。堅実な野球をベースに得点力をつけていけば、9回では勝てなくても99回のゲームなら強豪校にも勝てるかもしれません。50回くらいからは大阪桐蔭みたいに有望な選手がリノベーターに参画してくれるかもしれません。目先の失点にも焦ることなく、試合終了の際に優勝できることを夢みて、明日からもグランド整備に邁進したいと思いました。

 

にしても、先は長すぎるよー笑

 

追伸

 

7回制の話しから高校野球の話になってしまい、脈絡もなく大変失礼しました。ただ、ビジネスをスポーツの視点で考えると非常に戦況がクリアになることも事実です。リノベーターはそろそろ甲子園に出れる実力をつけてきたと自負していますが、大舞台で勝負したい気持ちを抑えつつも「栄冠は我に輝く」と信じて焦らず地道に鍛錬を積み重ねていきたいと思います。

 

引き続き、ご声援のほどよろしくお願いいたします!!