当社は学生インターンを積極的に受け入れています

学生インターンの受け入れについて

 

当社は、空き家や築古物件を購入、リフォームした上で、住まいを確保することが難しい住宅確保要配慮者の方々に、安価に賃貸する事業を行っています。

 

この事業の社会性や新規性に注目をいただき、学生インターンの受け入れを少しずつ拡大しています。今までに京都工芸繊維大学や立命館大学などの学部生・院生のインターン実績があります。専攻も経済学から建築学と文理の垣根を超えています

 

例えば、建築学を学ぶ学生にはリフォームの現場を経験、その後の入居希望者の内見に立ち会っていただきました。また、経済学を学ぶ学生には、代表松本の起業経験に触れる機会を設けています。

 

今回は、インターン期間を終えた京都工芸繊維大学の大学院2年生、藤本さんに感想をいただきました。

 

学生インターンを終えて

 

こんにちは。

京都工芸繊維大学大学院2年の藤本と申します。昨年9月から約5ヶ月間インターン生としてリノベーター株式会社の事業について学んでいます。

私は大学院で、居住に課題を抱えている、住宅確保要配慮者への居住支援に関する研究をしています。そこで住宅の確保が困難な方に住まいを提供しているリノベーター株式会社で実際に業務に触れ、居住支援法人について学びを深めるためにインターンとして受け入れていただきました。

 

インターン期間中は、事務作業だけでなく、物件のリフォームも行いました。リフォームでは築年数が古い物件の壁に漆喰を塗ったりフロアシートを貼ったりすることで、居住できる空間へと改修しました。リフォームはすればするほど家は綺麗になりますが、その分賃料も高くなります。入居希望者が求める家賃や設備などの条件とリフォーム内容を上手くすり合わせ、それぞれの物件に必要なリフォームを見極めることが重要であると学びました。そしてリノベーターではそれが行われているために様々な人に利用される物件を提供することが可能であるのだと強く実感しました

 

また、インターン中学んだこととして特に印象に残っているのは、入居者との信頼関係の構築についてです。入居者と電話やメッセージでのやり取りを行い、必要であれば居住物件まで訪ねる様子が常々見受けられました。様々な状況の入居者がいる中で、それぞれの入居者に対し、寄り添うかたちで密接に信頼関係を築いている様は強く印象に残り、その信頼関係は居住支援事業を行う上で非常に大切なものであると感じました。

 

他にも、このインターンでは物件取得現場や入居希望者の内見に同行させていただいたりと本当に様々な業務を経験させていただきました。大学の研究室の中で学ぶだけでは分からない現場の実態や入居者との関わり方などを間近で見ることができ、非常に貴重な経験をすることができました。本当にありがとうございました。

 

後記

 

藤本さんは、居住支援に関する研究をされていたため、リフォームや内見同行などを経験いただいたほか、入居者へのアンケートの取りまとめや集計いただくなど、多くの業務を担当いただきました。

 

私たちとしては、即戦力の彼女に色々とお手伝いいただけてとてもありがたかったのですが、藤本さんにとっても、住まいに困っている人の姿や居住支援の現場を見ていただき、少しでも研究や今後の経験として役に立つことがあればと思っていました。

 

当社は、積極的に学生インターンを受け入れています。

社会的事業やインパクトスタートアップでの実務に興味がある方、空き家などの住まいに関する社会問題に興味がある方、お気軽にご連絡ください!