京都郊外古民家再生プロジェクト①

はじめまして、現在Rennovaterさんでインターン生として関わらせていただいています、

京都工芸繊維大学 修士1年の若杉と申します。

今回、研究室でRennovaterさんとの共同研究プロジェクトとして、空き家の活用とリノベーションに関わらせていただくことになりました。

早速、対象となる打田の古民家に伺ったので、その様子を少し紹介させていただきたいと思います。

 

まずは母屋から

まずは母屋から。

残置物は撤去され、広々とした空間です。

中庭は荒れてしまっていましたが、手入れすれば緑豊かな眺めが望める開放的なお屋敷です。

何といっても4つ並んだ大小の釜戸が魅力的です。

この釜戸は有効に活用できるように考えていきたいですね。

リフォーム中にもどうにか自分たちで使えないかな、なんて声も。

壺やたんすなど、味わいのある残置物は処分せずに残しているとのことで、こちらも活用できたらいいですね。

 

離れ

続いてお庭を挟んだ向かいの離れへ。

最初にお庭に面した廊下の雨戸を外していきます。建具はかなり歪んでおり、数人がかりで取り外しました。

全部は外せませんでしたが、角まで全面ガラス戸の廊下は、かなり気持ちのいい空間になりそうです。

これは外した建具の隙間からたくさん現れたヤモリ。。縁起がいいですね。

 

 

一通り物件を見学した後は離れで活用の計画について話合い、実測を行いました。

今後は、まずは離れから改修の計画を立てていきます。

大規模な古民家リノベはできませんが、Rennovaterさんの理念に沿って、自分たちでできる範囲で、この古民家を魅力的に活用する方法を模索していきたいと思います。