2026年08月30日 中田
▌2026年8月の居住支援
こんにちは、リノベーターの中田です。
7月に続き、8月も30度を超える厳しい暑さが続いています。
早く涼しくなることを祈りながら、今月の居住支援の実績を振り返ります。
当社は、「すべての人に、こころ休まるすまいを」得られる社会の実現を目指しています。
空き家や築古物件を活用することで、単身高齢者や生活保護世帯などの住宅確保困難者の手の届く住まいを提供しています。
▌居住支援の実績(2026年8月)
2026年8月は、17世帯の方々に住まいを提供することができました。これまでに当社が住まい提供を支援した世帯数は累計で、951世帯に達しました。
- 年金収入を働いて補っていたものの、体調を崩して働けなくなり家賃を延滞してしまった70代高齢男性
- パートナーのDVから逃げる必要のある母子世帯
- 携帯電話や本人確認書類を持たない50代ホームレス男性 など
様々な事情を抱える方に、住まいを提供することができました。
▌居住支援の例:入居後の緊急駆けつけ
ある平日の18時30分ごろ、入居者から「SOS」とだけメッセージが届きました。
この入居者は60代単身女性。足や腰に持病があり、歩行にもかなり時間がかかる方です。
この1週間ほど前にも、家賃の集金でご自宅を訪問していました。「頭が痛く、眠れない」「吐き気がする」とのことで、トマトジュースなどを差し入れしました。その時も救急車を呼ぶことを提案したものの、ご本人は「医療費がかかるから」と乗り気ではありませんでした。
そんな経緯もあったため、「救急車を呼びましょうか」と尋ねると、今回は「お願いしたい」とのことでした。前日の夜に自宅で倒れて動けなくなり、そこから一晩、ほとんど動けない状態で過ごしていたそうです。そして、ようやく携帯電話のところまでたどり着き、私たちに「SOS」と送ってきたのでした。
救急安心センター(#7119)に相談した上で、救急車を呼びました。救急隊からは、当社も現地に来て欲しいとのことで、急いで入居者のお住まいに向かいました。
到着すると救急車も着いており物々しい雰囲気に。ただ、入居者から鍵を壊して欲しくないとの要望があり、入居者が鍵を開けるのを待つほかありませんでした。
しかし1時間待っても、自力で出てくることができません。救急隊も長時間待機することは難しく、いったん現場を離れることになりました。
それでも、室内からは途切れ途切れにうめき声が聞こえてきます。このまま放置するわけにもいかず、その場に残り、さらに1時間ほど状況を見守りました。入居者から、「なんとか鍵を開けられそう」との連絡を受け、少し安心して帰路につきました。その深夜に、近くの病院に入院が決まり、ようやく医療につながることができました。

(外で待っていたので、持っていた蚊取り線香がありがたかった・・)
このように、当社の居住支援は、お住まいを提供するだけでは終わりません。
今回のような緊急駆けつけは稀ですが、入居後も、毎月の食料支援や家賃の回収などで定期的に連絡を取り、ご訪問しています。
そうした日々のやり取りのなかで、生活上の困りごとや体調の変化についてご相談をいただくこともあります。
私たちは、住まいを提供するだけではなく、入居後も顔の見える関係を続けながら、安心して暮らしていける環境を一緒につくっていくことを大切にしています。
今回の「SOS」も、日頃から連絡を取り合っていたからこそ、私たちのもとに届いた一言だったのかもしれません。
▌お住まいを探されている方へ
当社保有の物件であれば、保証人なし、初期費用なし、日割家賃のみで住まいを提供しています。入居相談者よりよくある質問をこちら(こちらをクリック)にまとめています。どのようなサービスが受けられるのか、自分の状態で家を借りられるのか、相談する前に確認したいという方はぜひご確認ください。
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