居住支援の実績(2024年8月)

2024年8月の居住支援の実績

 

こんにちは、リノベーターの中田です。もう10月に入ってしまいました。

まだまだ暑さは残っていますが、暑さまっさかりの8月の居住支援を振り返りたいと思います。

 


当社は、「すべての人に、こころ休まるすまいを」得られる社会の実現を目指しています。

空き家や築古物件を活用することで、単身高齢者や生活保護世帯などの住宅確保困難者の手の届く住まいを提供しています。


 

居住支援の実績(2024年8月)

 

8月は、12世帯の方々に住まいを提供することができました。これまでに当社が住まい提供を支援した世帯数は累計で、381世帯に達しました。

 

・取り壊しに困る高齢者層

現在、京都市内は地価の高騰やインバウンドの影響もあり、古いアパートを壊し、新しいマンションや宿泊施設への建替えが相次いでいます。この建替えをきっかけに、住み慣れた住居からの立退きを求められた高齢者の方が多くおられます(最近、80歳代の方が次々と3名、来られました。)。

 

お話を聞くと、近隣の不動産会社で転居先を探したものの、年齢を理由に入居を断れてしまったとのこと。
特に、70代以上の単身のお引越しは、大家や仲介業者の偏見・孤独死リスクの懸念等により、難しい現状にあります。

 

<仲介業者の事情>
仲介業者も手続きのデジタル化を進めており、入居時のアンケートや契約手続きをスマホで行うところも増えています。
デジタルに不慣れな高齢者にとっては難しく、仲介業者の対応に時間がかかってしまうこともあるのかもしれません。

 

<大家の事情>
今はお元気であっても、認知症が進行してコミュニケーションが取れなくなる、怪我や病気により健康状態が悪化することを心配する大家も多いです。

 

(余談ですが、当社の入居者も認知症が進行して、攻撃的な性格になり人が変わってしまったような方がおられました。当社は、そのような場合に備えて、日頃からヘルパーさんや地域包括などの福祉との繋がりを持っています。この方は認知症が進行して、1人暮らしも出来なくなっていましたので、福祉と連携することで、スムーズな施設への移行ができました。)

 

<借り手の事情>
高齢になると、賃貸物件を借りるのに必要な緊急連絡先となる親族や知人の方がいらっしゃらない方もいます。

 

それに加えて、高齢者の方は、かかりつけの病院や住み慣れたご近所付き合いなどを理由に、今までと近い地域に住みたいというご要望が強い傾向にあります。そうなると、ご紹介できる物件はかなり限定されてしまいます。

 

こうしたそれぞれの事情により、単身高齢者の住まい探しは難しい現状にあり、近隣の不動産会社で断られたと当社に相談に来られました。
当社では自社物件はもちろんのこと、管理物件においても高齢を理由に入居をお断りすることはありません。
京都、大阪、奈良での管理物件も増えてきておりますので、お住まいにお困りの方がおられましたら、是非、ご連絡ください。

 

お住まいを探されている方へ


当社保有の物件であれば、保証人なし、初期費用なし、日割家賃のみで住まいを提供しています。入居相談者よりよくある質問こちら(こちらをクリック)にまとめています。どのようなサービスが受けられるのか、自分の状態で家を借りられるのか、相談する前に確認したいという方はぜひご確認ください。

 

また、当社事業に共感いただいた、京都市や宇治市などの多くのオーナー様より、物件を提供いただいています。当社が入居審査しますので、その方の属性のみで判断することはありません。

 

こちらのサイト(こちらをクリック)より、空き物件をご確認ください。日々更新しています。

どなたもお気軽にご相談ください!

 

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